1988-05-17 第112回国会 参議院 大蔵委員会 第14号
○参考人(竹内道雄君) 私ども当面やりたいと思っておりますものは、株式の指数先物取引というものでございます。この株式の指数先物取引につきまして、どういう指数を使うかと申しますと、私ども普通TO PIXという名前を使っておりますが、東証に上場されておりまする全銘柄の株価総額でございます。言いかえますと、全銘柄の価格をウエート計算をした価格であるというふうにお考えいただいていいわけでありますが、そのTOPIX
○参考人(竹内道雄君) 私ども当面やりたいと思っておりますものは、株式の指数先物取引というものでございます。この株式の指数先物取引につきまして、どういう指数を使うかと申しますと、私ども普通TO PIXという名前を使っておりますが、東証に上場されておりまする全銘柄の株価総額でございます。言いかえますと、全銘柄の価格をウエート計算をした価格であるというふうにお考えいただいていいわけでありますが、そのTOPIX
○参考人(竹内道雄君) 今、鈴木委員からお話がございましたように、私ども六十年の十月から国債の先物取引を開始しておりますが、実はアメリカにおきましてはちょうどその十年前、一九七五年から国債の先物取引というものを開始しておりまして、私どもが始めましたときには既にアメリカでは十年の経験を持っていたわけであります。その十年の経験から見ますと、国債の先物取引というものはむしろ現物価格の安定に資しているのであって
○参考人(竹内道雄君) 東京証券取引所の竹内でございます。 本委員会の皆様方には、平素何かと証券市場の諸問題につきまして、御支援、御指導をいただいておりますことを、まず厚く御礼を申し上げます。 また、本日は、証券取引法の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、意見を申し述べる機会を得ましたことを大変ありがたく存じております。 御案内のように、昨年十月、ニューヨーク市場に端を発しました株式暴落
○竹内参考人 証券業務を営んでいく上で証券会社が為替業務を全くできないということになりますと、いろいろ不便も起きてくるかと存じます。殊にそのために証券の取引が円滑にいかないというようなことになりますと、これは非常につまらないことなんで、そういう面があるとしますれば、そういう点は、二年とおっしゃいましたが、その法律を直さずに済む部分は二年を待たなくても、直さなければいけないところは直していただきたいなというふうに
○竹内参考人 何と申しますか、私どもからいたしますとむしろ大変ありがたい質問で、今度のキャピタルゲイン課税の問題に絡んでも私は多少意見があるわけでございますけれども、さしあたり先物についての課税だけについて申し上げますと、お話しのように世界の先進国はほとんど先物取引というものを既に実施をしておるわけでございますけれども、これに対して取引税、流通税のようなものを課している国は一つもないというのが現状でございます
○竹内参考人 東京証券取引所の竹内でございます。 本委員会の皆様方には、平素何かと証券市場の諸問題につきまして、御支援、御指導をいただいておりますことを、まず厚く御礼申し上げます。 また、本日は、証券取引法の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、意見を申し述べる機会を得ましたことを大変ありがたく存じております。 御案内のように、昨年十月、ニューヨーク市場に端を発しました株式暴落は、世界各国
○竹内説明員 私といたしましては、会計検査院は国の会計の検査をいたすのが基本でございますので、民間の企業に赴いて調査をするというようなことを考えますのにはよほど特別な事由がなければ適当ではないというふうに考えております。
○竹内説明員 一番最近の例で申し上げますと、ことしの二月の二日から六日の間に検査院の実地調査を私どもは受けました。これは五十五年の上期の融資に関するものでございまして、その中の輸出案件三十二件につきまして実地調査を受けたわけでありますが、その実地調査の三十二件全案件について肩越し検査をしたいというお話がございました。私どもとしましては、仮に肩越し検査をするというような場合には、検査院が民間に出かけていかれるわけですから
○竹内説明員 肩越し検査の問題ですが、昭和五十一年に一度、全日空がアメリカから航空機を輸入するその資金につきまして輸銀が貸し付けをいたしましたが、その資金使途の確認のために全日空に赴きたいというお話が検査院の方からあったことはございます。当時、御承知のように航空機輸入の問題、非常にやかましい問題でございまして、私どもの方の融資との関連も考えられるということで、そのときは検査院の方に輸銀の職員も同行いたしまして
○竹内説明員 昭和五十三年度における日本輸出入銀行の業務状況につき概要を御説明申し上げます。 まず、昭和五十三年度は年度当初の事業計画において一兆四千三十八億七千五百万円の貸し付けを予定いたしました。 これに対し昭和五十三年度の貸付額の実績は一兆三千四百四十四億二百九十八万円余で、年度当初の事業計画における貸付予定額を四%程度下回りました。なお、この昭和五十三年度の貸付額を昭和五十二年度の貸付額九千三百七十八億一千八百九十万円余
○竹内説明員 昭和五十二年度における日本輸出入銀行の業務状況につき概要を御説明申し上げます。 まず、昭和五十二年度は年度当初の事業計画において一兆二千八百三十億円の貸し付けを予定いたしました。 これに対し昭和五十二年度の貸付額の実績は九千三百七十八億一千八百九十万円余で、年度当初の事業計画における貸付予定額に比較いたしますと二七%程度下回りました。なお、この昭和五十二年度の貸付額を昭和五十一年度
○参考人(竹内道雄君) 経済協力基金は政府同士の話し合いに基づきまして援助をしていくということがその仕事の主たる内容だと存じます。私どもの方は協力基金に比べますと、平たく言って大分金利も高いので、そういった金利でもやっていけるコマーシャルベースに近いもの、そういうものに対して融資をしながら発展途上国の開発にも資していこうということでございまして、なおあわせて四十八年の石油ショック以来は資源エネルギー
○参考人(竹内道雄君) イランの今度の五百億の話は、あの事業を継続していくためにイラン側も五百億の追加の出資をする、それから日本側も五百億の追加の出資をするという話であると存じます。その日本側の出資の五百億のうち二百億は海外経済協力基金が出資をする、残りの三百億はイラン関係の日本側の会社の株主が出資をしましょうと。その三百億の出資をするについては、その三百億の何割か——たしか五割か六割であったと思います
○参考人(竹内道雄君) お話しのように、四十八年に為替がフロート制になりましてからは私どもの輸出金融につきましても多少の影響はあるわけであります。一般的に申しまして、円高になるあるいは先行きの見込みが円高であるというときには、やはり将来の返済の問題を考えますとどうしても輸出全体が伸びにくくなるという傾向がございます。私どもが融資しておりますのは普通の輸出の金融と申しますよりは延べ払いの輸出の金融でございますが
○竹内説明員 今度事務次官に就任いたしました竹内でございます。主計局時代は大変お世話になりましたが、ひとつ今後ともよろしくお願いいたします。
○政府委員(竹内道雄君) 五十年度予算を編成いたしまするときに、ある程度補助金の整理をいたして補助金をつけておるわけでございますが、それは五十年度の予算として補助を認めておるものでございますから、それにつきまして年度中にその補助を廃止するというようなことは考えておりません。
○政府委員(竹内道雄君) まだはっきり計算しておりませんが、恐らく二百億とか三百億とかいうぐらいの金額ではなかろうかと思います。
○政府委員(竹内道雄君) 広報関係費は、各省庁ひっくるめまして、五十年度の予算額百六十七億三百万円でございます。対前年比の伸び率は二三・一%でございます。
○政府委員(竹内道雄君) 超過負担の問題については、御承知のように四十九年度の補正から大幅な改善をやっておるということでございまして、今後もそういう超過負担が発生しないようにやっていくつもりでございますので、スライド制というようなことは、特に必要ではないというふうに思っております。
○政府委員(竹内道雄君) 御承知のように、大蔵、自治、厚生と三省の合同調査によるものでございますので、必ずしも私の方が元本を持っているというわけじゃなくて、平たく言えばみんな持っておるということでございます。したがいまして、御提出のお話につきましては三省でよく相談をして善処したいと思っております。
○政府委員(竹内道雄君) 国際婦人年につきましての広告でございますが、これは私からお答えするのは少しあれかと思いますが、総理府の方で支出しておられるわけでありますが、約二千八百万円というふうに聞いております。 それから国連に対する分担金は、三万ドルの分担金ということになっております。なお、労働省予算は別といたしまして国際婦人年に関する予算は——一般的な婦人の地位向上のための経費としては別途労働省所管
○政府委員(竹内道雄君) 先生お話しのかぎっ子の問題でございますけれども、厚生省から当初三億五千万円の要求があったわけでございまするけれども、厚生省関係のいろいろな予算の折衝の結果、もう少し本問題については研究をしてみようということで予算がついておらないということでございます。
○政府委員(竹内道雄君) 補助金適正化法は、目的に書いてございますように「補助金等の交付の不正な申請及び補助金等の不正な使用の防止その他補助金等に係る予算の執行並びに補助金等の交付の決定の適正化を図る」ということが目的でつくられたものでございます。
○政府委員(竹内道雄君) したがいまして、その繰越額と本年計上いたしております予算額と合わせまして、本年適切にそれを使用いたしていくというふうに聞いておる次第でございます。
○政府委員(竹内道雄君) 繰越額と、それから本年つけております予算額と合わせまして、農林省の方としましても、本年それを適切に使っていくというふうに伺っております。
○政府委員(竹内道雄君) 地方自治法の上では地方団体の事務として委任されていることは御承知のとおりでございますが、戸籍法の方は機関委任事務というような書き方をしてあって、多少そこに食い違いがあるようなことになっておるわけでございますけれども、私ども現在の段階では、一般法であります地方自治法におきまして地方団体の処理すべき事務だというふうにされておりますので、そこはそれでいいのじゃないかというふうに思
○政府委員(竹内道雄君) 御承知のように、十条の四につきましても、地方公共団体が負担する経費は国が当然負担すべきものでございますけれども、これはほかの経費と同様に、標準的にその事業を遂行するために必要な経費について当然国が負担すべきであるということでございまして、極端な例を申しますと、極端に俸給が高いというような状況にある者が仮にあるといたしました場合に、その額を直ちに国が負担すべきかどうかというようなことについては
○政府委員(竹内道雄君) 十条の四は、地方公共団体はこのような経費につきましては、その経費を負担する義務を負わないというふうに書いてございますので、国が負担をすべきものであると考えます。
○政府委員(竹内道雄君) 大蔵省の所管分がございまして、合計九百二十三億五千二百七十二万二千円でございます。 内訳といたしましては、海外経済協力基金への出資金六百五十億円、賠償等特殊債務処理特別会計への繰り入れ九十二億四千万円、ビルマ経済技術協力費三十六億円、韓国経済協力費五十五億七千九百万円、対外食糧等特別援助費、KRでございます、四十七億一千三百万円、アジア開発銀行技術援助拠出金六億一千六百万円
○竹内(道)政府委員 先ほど先生からお話がございましたとおり、十二月中に提出するのを常例とするということになっておるわけでございますから、十二月中に、原則として提出しなければいけないものと考えております。ただ、現実の問題といたしまして、予算の編成は内外の経済情勢と密接不可分の関係にございますので、翌年度の経済、金融の動向というものをできるだけ的確に把握するということが必要でございますので、どうしても
○竹内(道)政府委員 戦前と申し上げますと、大正五年に、十二月に提出いたしたことはございますが、大正六年以後、十二月中に提出したことはないというような状況でございます。
○竹内(道)政府委員 まことに遺憾なことでございますが、財政法ができまして以来、 つまり戦後、国会に予算を十二月に提出したということはございません。
○竹内(道)政府委員 ですから、放医研でサイクロトロンの設備をつくりまして、そこで中性子を発射させる、その中性子を利用してがんの治療の研究をするというために三億二千八百万円の予算が計上されておるわけであります。放射線医療でございます。
○竹内(道)政府委員 お答えいたします。 五十年度の予算におきましては、科学技術庁、文部省、厚生省の三つに分かれて百三十四億九千万円のがん対策費が計上されておりますが、お話の原子力の利用によりますがんの治療の問題でございますが、一つは科学技術庁におきまして、放医研、放射線医学総合研究所に対する研究費三億二千八百万円というのがございます。
○竹内(道)政府委員 ただいま三十八年及び三十九年に、二分の一を五分の一に減らしたことがあると申し上げましたけれども、当時といまとでは多少事情が違う。と申し上げますのは、御承知のように、昭和四十年に新しく国債を発行いたしたわけでございまするから、昭和三十八年、九年には、まだ国債を発行しておりませんでしたから、当時とは必ずしも状況は同じであるとは思いませんけれども、しかし……
○竹内(道)政府委員 二分の一で計算いたしますと、来年度、昭和五十年度におきます剰余金の国債整理基金への繰り入れが三千四百億ほどになるわけでございまするけれども、昨年、四十九年度におきます国債整理基金への繰り入れも千三百億ほどでございますし、五分の一にいたしましても、大体四十九年度と同じくらいになるということが一つございます。 それから二分の一を五分の一にするのは、あるいは十分の一でもいいじゃないかというような
○竹内(道)政府委員 ただいまお話のありました特例法でございまするけれども、財政法六条の原則を崩しているというわけではございませんで、ただ、昭和四十八年度には非常に多額の剰余金が御承知のように発生いたしまして、本来でございますれば、公債発行下の財政でございまするから、剰余金が出ましたときには、その年度において国債の発行を縮減していくということが一番望ましいわけでございまするけれども、四十八年におきましては
○政府委員(竹内道雄君) 昭和五十年度予算の概要につきましては、ただいま大蔵大臣から御説明いたしましたとおりでございますが、なお、若干の点につきまして、補足して御説明いたします。 まず、財政の規模について御説明いたします。 昭和五十年度一般会計予算の総額は、歳入歳出とも二十一兆二千八百八十八億円でありまして、前年度当初予算に対し二四・五%、同補正後予算に対し一〇・九%の増加となっております。
○竹内(道)政府委員 昭和五十年度予算の概要につきましては、ただいま大蔵大臣から御説明いたしましたとおりでございますが、なお、若干の点につきまして、補足して御説明いたします。 まず、財政の規模について御説明いたします。 昭和五十年度一般会計予算の総額は、歳入歳出とも二十一兆二千八百八十八億円でありまして、前年度当初予算に対し二四・五%、同補正後予算に対し一〇・九%の増加となっております。 ちなみに